【体験談】文系のIT未経験が新卒でSES(客先常駐)に入社した話

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文系が未経験でSES(客先常駐)に新卒入社

私が新卒でSES企業に入社して、インフラエンジニアとして客先常駐していたころの話をしたいと思います。

これから新卒でSESへ入社する人やこの業界に興味がある人にとって少しでもお役に立てればと思って書きました。

こんな人に向けて書きました

・新卒でSESに入社予定の方
・今文系大学生だけどエンジニアに興味がある方
・未経験でエンジニアになりたくてSESに入ろうかお悩み中の方

私は大学の専攻が文系でした。

なので、なぜIT業界でエンジニアをやりたかったと言えば、「エンジニア・SE」という響きにどこか惹かれてしまったのかもしれません笑

当時の心境
当時の心境

だってなんか、かっこよくない?

ただぶっちゃけ、ITエンジニアで飯を食っていくなら、新卒でSESへの就職はオススメしません


一番の理由は、仕事でスキルアップがしづらかったり、今後のキャリアアップが難しくなる可能性が高いから。

ただ、IT業界が未経験の方にとっては、SESで働くことは一種の登竜門でもあります。SESで働くことで得られるメリットもたくさんあります。


一概にSESがダメだというわけではありません。じゃあ結局どっちがいいか。

それは自分で判断すればいいのです

一番良くないのは、人に流されたり、大してリサーチせず少しの情報で判断してしまうこと

導入が長くなりましたが、この話が皆さんの今後の選択肢の判断材料になればと思います。

読んで頂きありがとうございます。
簡単に私のプロフィールを紹介させて下さい!

ログ管理人うさまるまるのプロフィール
  • 私立文系のIT未経験が新卒でSES企業 
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  • SIerに派遣され約2年インフラエンジニア
    ▶︎インフラエンジニアの話はこちら

  • IT企業の社内SEに転職
    ▶︎SESから社内SEに転職したときの話はこちら
    ▶︎社内SEの話はこちら

  • 現在は金融機関でセキュリティエンジニアの見習い

  • 保有資格はLPIC1,2 / CCNA / AWS SAA / AZ-900 / SG / SC / CISA / CISSP
    ▶︎資格受験の合格体験記はこちら

  • Twitternoteもやってます


新卒で入社からの1年間を振り返る

新卒でSESに入社してから1年間を4半期に分けて振り返ってみたいと思います。

ざっくり振り返るとこんな感じです。

・楽しかった研修期間(4月〜6月)
・現場へGO!地獄の始まり(7月〜9月)
・初仕事、そして挫折(10月〜12月)
・自らITエンジニアと名乗る歯痒さ(1月〜3月)

今振り返えると、なんやかんや楽しい1年間でした。

まあ給料は安かったけど。

では4月から早速振り返ってみましょう!


楽しかった研修期間(4月〜6月)

楽しい飲み会のイラスト(会社)

入社して数ヶ月は外部講師や提携機関の元で技術研修を行います

最近のSES企業は文系でIT未経験でも積極的に採用していますから、当然ITスキルは乏しい。

そんなIT初心者をいきなり現場に出せないですよね。

まあたった数ヶ月の研修では、大したスキルは身につきませんが。

研修内容は、配属先の業務によって異なります。

うちの会社では、「開発系」と「インフラ系」という2つの研修内容がありました。

「開発系」の研修では、JavaやC言語で簡単なプログラム開発を行う研修を行ってました。

「インフラ系」の研修は、Windows ServerによるADサーバ構築を行いました。最終的にMCPの資格を取得させられました。

研修期間は、まだ大学生活の延長のような感じで、同期のメンバーと楽しく研修していました。

それでいて給料もらえてるんですから。

最高でしょ。


現場へGO!地獄の始まり(6月〜9月)

書類を見て焦る会社員のイラスト(男性)

みっちり2ヶ月研修を終えて、さあ現場へGO!

私はインフラエンジニアとして採用されたので、とあるデータセンターに派遣されました。

研修も頑張ったし、現場でもなんやかんやいけるんじゃね?

そんな淡い期待は初日で消え去ります笑。

まず、会話に出てくる専門用語の理解が追いつかない。聞いたことある単語はあっても、それを会話の中で理解する速度が遅い。

最初の数ヶ月は、先輩のやってる作業を後ろで見学したり、簡単な作業のダブルチェック要員として稼働していました。

とは言っても暇な時間は多いです。基本定時ダッシュできます。残業代は稼げませんが。

余った時間は資格勉強にあてました。私はこの時間を利用してCCNAを取りました。


初仕事、そして挫折(10月〜12月)

追い詰められた人のイラスト(男性)

数ヶ月の雑用期間を経て、ついに自分にも担当の作業をGET!

小さいながらもサービス提供している本番環境を触る作業なので、初めて仕事のやりがいみたいなものを感じました

その後、小さい仕事ながら徐々に仕事は任せてもらったのですが、そこで立ちはだかった最初の壁がLinuxOS

最初は特殊なコマンドプロンプトかと勘違い笑。LinuxOSをコマンドでガシガシ操作できる人がかっこよくみえました。

とりあえず、LPICの勉強を始めます笑。


自らITエンジニアと名乗る歯痒さ(1月〜3月)

悔しくてハンカチを噛む人のイラスト(男性)

無事LPIC Level1を取得。

この当時、大学の同期と飲む機会があったのですが、自分の仕事を説明しても理解してもらえなかったことがショックでしたね。

別に馬鹿にされたとかではなく、自分がうまく説明出来なかったことに

自分はまだ自分の仕事を全然理解してないのかと落胆。

SEとかエンジニアとか、他の業界から見れば聞こえはいいですが、まあ実力はピンキリです。

全然ITスキルがないエンジニアもいます。

こんなスキルでエンジニアと名乗っていいのかと、非常に自分が恥ずかしく感じると同時に、もっと仕事がんばろ!と初心に戻りました。


当時と現在

こうして振り返ると、まあトータルで見て楽な1年目だったなと思います。失敗しても1年目だからと許してもらえるし、多少大目に見てもらえます。

やっといてよかったと思うのは、CCNAとLPIC Level1を取得できたこと

たかが資格、されど資格

経験がない分、どこでアピールするかとなればやる気ですよね。

資格はやる気を示す客観的な根拠になります!

最初のうちは、経験はもちろんですが知識を詰め込むことも重要です。

ITの知識がないと、先輩たちとの会話にも入れません。

ちなみに現在は、新卒で入社した会社を退職して、クラウドサービスを展開する上場企業で社内SEとして働いています。

私のSESの経験は単なる一例にすぎません。

ただ、今後似たような境遇の方が、これから働く上でのイメージを持って頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。