AZ-900:Azure Fundamentalsの効率的な勉強法 | 無料受験可能?

Azure Fundamentalsの勉強法纏めました

この記事では、Azure Fundamentals(以下、AZ-900)の勉強方法や勉強時間そして学習ポイントについて纏めてみました。

# つい先日、AZ-900の試験を受けて無事合格することができました。写真はスコア結果。

(意外とギリギリだった・・・)

まあ一個人の小さな経験談ではありますが、これからAZ-900を受ける方が少しでも参考にして頂ければ幸いです!

この記事で学べること

・効率的なAZ-900の勉強方法
・実際に試験を受けて感じた学習ポイント
・実は無料で受験できる方法

読んで頂きありがとうございます。
簡単に私のプロフィールを紹介させて下さい!

  • 転職3回の30代アラサー♂
  • 新卒でSESに入社。SIerへ客先常駐してインフラエンジニア(2016年
  • IT企業(SaaS)の社内SEに転職(2018年〜)
  • 金融機関のセキュリティ担当に転職(2022年〜)
  • HR企業のセキュリティエンジニアに転職(2024年〜)
  • 保有資格はLPIC1,2 / CCNA / AWS SAA / AZ-900 / SG / RISS / ITILv4 / NSE / CISA / CISSP / 徳丸基礎試験等
  • Twitternoteもやってます


AZ-900はどんな試験?

今回受験したAZ-900はAzure認定資格の1つです。

Azure認定資格の難易度は【基礎・アソシエイト ・エキスパート】の3つに区分されており、AZ-900は【基礎】のカテゴリに分類されています

参考リンク(Azure認定資格の詳細について)

AZ-900の試験概要はを以下の通りです。

試験概要Microsoft Certified: Azure Fundamentals
(公式サイトはこちら
受験料¥12,500
試験時間60分
問題数44問
合格ライン700/1000点(70%)
試験範囲1クラウドの概念の理解
2コアなAzureサービスの理解
3セキィリティ/プライバシー/コンプライアンス/信用についての理解
4Azureの料金プランとサポートについての理解


勉強期間と勉強時間

私はばりばりのサラリーマンなのでw平日の昼間は当然勉強できません笑。

# ちなみに普段私はIT企業で情シスをやってます。
# 数年前は新卒でSES企業でインフラエンジニア として働いてました。

勉強期間でいうと6日間(月〜土)。土曜の正午から試験でした。学習時間を合計すると、10時間程度だったと思います。

ちなみに、毎日の勉強時間だとこんな感じ。

・月曜〜金曜は約1.5時間(机上で1時間、電車内で0.5時間)
・土曜は試験前に約3時間

具体的な勉強方法

勉強方法はシンプルにこの2つです。

①対策本を読む(最低限3周)
②Microsoft Learnで学ぶ


対策本を読む(最低限3周)

AZ-900の試験対策本といえば、今のところ『合格対策Microsoft認定AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集』1択です。

この本がおすすめな理由

・章末問題が42問、演習問題が44問と問題数豊富
・1頁あたりの文字数が少なく見やすいレイアウト構成
・値段が良心的(2千円程度)

本のページ数も約160頁と多くないので、2時間あれば1周出来ます。尚、買うなら電子書籍での購入がお勧めですね。

なぜ電子書籍がおすすめなのか

・スマホ一つでいつでもどこでも学習
・本の値段が紙よりおトク

ちなみに、私は電子書籍サイト大手の『honto』をよく利用しています。

hontoのおすすめなポイントは割引クーポンを定期的に発行してくれるところ。毎月5千円以上本を買う私にとっては非常に嬉しい!

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Microsoft Learnで学ぶ

『Microsoft Learn』とは、Microsoftが無料で提供しているオンラインの学習サービスです。Microsoftアカウントがあれば、誰でもAzureを始めとするMicrosoftのサービスについて学習が可能です。

Microsoft Learnでは、Azure認定資格に対応したコースが用意されており、今回のAZ-900も用意されています

AZ-900のコースであれば、大体1〜2時間あれば1周出来ます。コースの各章に用意されている章末問題はちゃんとやっておきましょう!

押えるべき学習ポイント

ここでは個人的に意識して取り組んだ学習ポイントについて纏めました。

学習ポイント

①対策本の太字は要チェック
②箇条書きで纏める(メモレベル)
③問題演習は完璧になるまで行う


学習フローとしてこんな感じ。
—————————-
1. ①を意識して対策本を軽く1周。その際に章末問題や演習問題も必ず行う。

2. ①を中心に②を実施しながら対策本を1周。1周目に間違えた問題のみ行う。

3. 対策本の章末問題と演習問題を再度全て解き直す。そこで間違えた問題で覚えきれないものは②に追記。

4. Microsoft Learnを1周。ここでも章末問題が用意されているのでチェック、必要なら②に追記。
—————————- 

ちなみに、わたしは②をスマホのメモ帳で行って、通勤やスキマ時間にチェックしていました。

うさまる
うさまる

もっと問題演習がしたいという方には、examtopicsがオススメです。

サイト自体は英語ですが、日本語の自動翻訳等を活用すれば十分読めます。問題閲覧自体は無料です。


どんな問題が出た?

当たり前ですが、具体的な問題内容は受験規約上お伝えすることはできません。。

ただ、対策本やMicrosoft Learnの掲載問題を完璧に回答できれば問題ないと感じました。

実際に受けた個人的な感想としては、本番試験問題と類似問題が7〜8割程度あり、残りの2〜3割も初見とはいえ、十分対応出来る問題が大半でした。

問題の難易度も対策本やMicrosoft Learnも掲載問題と同レベルだと考えて問題ないと思います。


無料で受験できる2つの方法

最後に、記事のタイトルにも記載していますが、実はAZ-900は無料で受験することが可能です!

方法は2つあります。

1つ目は、Microsoftが定期的に開催している『Microsoft Azure Virtual Training Day: Fundamentals』というウェビナー2日間を受講すること

このウェビナーは定期的に実施されているので、気になる方は最新情報を確認してみて下さい。

そして2つ目は、年に一度マイクロソフトが実施している『Microsoft Ignite Cloud Skills Challenge』に参加すること。

気になる方は是非一度チェックして見て下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。