インフラエンジニアの転職におすすめの求人サイト10選

インフラエンジニアとして転職する全ての方へ

未経験からインフラエンジニアとして転職したい方。

もしくは、現役インフラエンジニアとして働いていて、キャリアアップで転職したい方。

そんな方々への転職活動に少しでも役に立てればと思い、この記事を書きました。

私自身、転職当時は手当たり次第求人サイトを登録した結果、毎日20〜30件のメールが送られ、会社選びに混乱する毎日。

登録してからわかったことですが、どの企業も原則複数の求人サイトに跨って求人を出します

そのため、本来登録する求人サイトは1〜3件あれば十分だったのです。

ただし、求人サイトにも特徴があります。

求人サイト選びで重要なのは、各求人サイトの特徴を把握し、ご自身が目指すキャリアを紐づけて、求人サイトを選ぶこと。

みなさんには、私と同じ過ちを味ってほしくない!

そんな思いから、今回インフラエンジニアの転職に利用される人気求人サイトの特徴を総まとめしました。

下記で詳細について説明しますが、結論だけ手っ取り早く教えて欲しい方向けに、本記事で紹介する求人サイトを一覧のリストでまとめています。よければこちらも参考にしてみてください。

それではインフラエンジニアの転職におすすめの求人サイトの特徴について、詳しくみてきましょう。

この記事でわかること

・インフラエンジニアの種類
・インフラエンジニアとして転職時に有利になるスキル
・インフラエンジニアの将来性
・インフラエンジニアの平均年収
・インフラエンジニアの転職におすすめ求人サイト10選

読んで頂きありがとうございます。
簡単に私のプロフィールを紹介させて下さい!

  • 転職3回の30代アラサー♂
  • 新卒でSESに入社。SIerへ客先常駐してインフラエンジニア(2016年
  • IT企業(SaaS)の社内SEに転職(2018年〜)
  • 金融機関のセキュリティ担当に転職(2022年〜)
  • HR企業のセキュリティエンジニアに転職(2024年〜)
  • 保有資格はLPIC1,2 / CCNA / AWS SAA / AZ-900 / SG / RISS / ITILv4 / NSE / CISA / CISSP / 徳丸基礎試験等
  • Twitternoteもやってます


そもそもインフラエンジニアって?

インフラエンジニアとは、サーバやネットワークといったITインフラの管理を生業とするエンジニアの総称です。

インフラエンジニア(IT infrastructure engineer)とは、企業の情報システムを構築するITエンジニアのカテゴリの一つで、主にIT基盤(インフラストラクチャー)の構築を担当する職種・・

「インフラエンジニア」Wikipedia

インフラエンジニアの仕事を細分化していくと、主に5つの種類に分類できます。

インフラエンジニアの5つの種類

①サーバエンジニア
②ネットワークエンジニア
③クラウドエンジニア
④セキュリティエンジニア
⑤社内SE

少し話が長くなりそうなので、このインフラエンジニア の仕事については別記事で詳しくまとめています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。


求められるスキルや資格とは?

転職するにしても、求人を募集する企業にとって必要なスキルが、あなたのスキルとマッチしている必要がありますよね。

私自身転職していた感じた、これから伸びる!インフラエンジニアに求められるスキルはこの4つです。

希少性の高い4つのスキル

①設計構築スキル(上流工程)
②開発スキル(コーディングスキル)
③クラウド環境の操作スキル
④セキュリティに関する理解と実践スキル

この4つのスキルの詳細については別の記事で紹介しています。気になる方はこちらも参考にしてみてください。


インフラエンジニアの将来性は大丈夫?

技術革新が著しい時代。

インフラエンジニアという職種やその仕事も、いずれAIに奪われてしまうと不安になる方もいるかもしれません。

世の中に絶対などありませんが、インフラエンジニアの仕事は代えの利きにくい仕事だと私は考えます。

なぜそう言えるのか?

詳しくは下記記事でまとめています。インフラエンジニアの将来について気になる方は、こちらもチェックしてみてください。


インフラエンジニアの平均年収は?

ところで、インフラエンジニアの年収、気になりますよね?

さまざまな職種の給料について調査している『求人ボックス給料ナビ』によると、インフラエンジニアの平均年収は524万と言われています。

あくまで平均ですので、住み地域によって前後はあります。

それにしても意外と高いですよね!同サイトの調査ではITエンジニアの平均年収が503万。

インフラエンジニアはエンジニアと言う職種の中では、高い職種であると言えるのです。



意外と知られていない「非公開求人」の存在

転職活動といえば、求人サイトに登録して自分で求人を探して応募するのが一般的ですよね。

転職活動としてよくイメージするのは、求人サイトに登録して、自分で探すパターン。

ただ、こうした表に出ている求人の他に、実はエージェントが隠し持っている優良企業や大企業の求人があることをご存知ですか

名前を知られているけど、実は上場はしていないB to B系の大手の優良企業や、東証一部上場企業も多く非公開求人として存在しています。

そういった企業は、企業のHP上では中途採用の募集はしておらず、エージェントから非公開の求人を紹介する形でのみ中途採用を行っています。

エージェントに非公開求人を紹介してもらう場合、合格率は格段に高まります

なぜなら、非公開の企業にエージェントが推薦するような形で先行が進むから。エージェントの人に見込まれないと非公開求人は紹介してくれないのです。

もし、エージェントを介す求人サイトをしているあなたは、非常に損している可能性があります。最低一つは登録しておくことをおすすめします。


おすすめ求人サイト10選の特徴

インフラエンジニアの転職におすすめの求人サイトを10社ピックアップしました。

それぞれの求人サイトでどんな特徴があるのか、早速紐解いていきます。気になる求人サイトがあれば、詳細を確認してみてください。

求人サイト10社一覧

①レバテックキャリア
②リクナビエージェント
③社内SE転職ナビ
④アクシスコンサルティング
⑤doda
⑥マイナビIT AGENT
⑦ランスタッド
⑧WANTEDLY
⑨リクナビNEXT
⑩Green


①レバテックキャリア

サイト名レバテックキャリア
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態特化型(ITエンジニアに特化)
取り扱い求人数約4千件
おすすめしたい理由

・オンラインにも対応した転職支援
・話が通じるキャリアアドバイザが専任サポート
・企業別に応じた職歴書の書き方や面接対策

「最小限の負担で、理想の転職」をコンセプトに掲げるレバテックキャリア

最新の技術にも精通した専任カウンセラーが、オンラインカウンセリング〜内定までを手厚くサポートしてくれる点が魅力の1つです。


②リクルートエージェント

リクルートエージェントの評判って良いの?元社員が徹底解説します ...
サイト名リクルートエージェント
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態バランス型(大企業〜中小企業)
取り扱い求人数約15万件
おすすめしたい理由

・登録しないと閲覧不可な非公開求人を多数掲載
・業界最大級(約15万件)の求人数
・専任の担当者が求人選びからサポート

求人数15万件以上は業界最大級(ただし、エンジニア以外の職種も含まれた数)。

また、リクルートエージェントに登録しないと紹介することができない非公開求人も多数掲載しているとのこと。


③社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビの評判・口コミ・求人は?上場企業SE&面接官が徹底解説!
サイト名社内SE転職ナビ
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態特化型(社内SE専門)
取り扱い求人数約6.5千件
おすすめしたい理由

・社内SEの求人に特化した転職エージェント
・大企業〜ベンチャー企業まで幅広くカバー
・社内SEの転職ノウハウを多数紹介

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した転職エージェントとして有名な転職サイトです。

特化しているだけあって、豊富な求人数や転職支援のノウハウも多数活用することができます。

大企業からベンチャー企業、非IT系の企業からIT企業まで、網羅性の高い求人数を掲載しており、掲載企業からの信頼度の高さも伺えます。


④アクシスコンサルティング

おすすめしたい理由

・外資系企業 / IT業界に特化したハイクラス求人
・求人全体の約77%は非公開
・平均サポート期間は3年と中長期的な支援

サイト名AXIS CONSULTING
(アクシスコンサルティング)
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態特化型(ハイクラス専門)
取り扱い求人数非公開

アクシスコンサルティング外資系企業やIT業界のハイクラス求人に特化した転職サイトです。

取扱い求人の約77%が非公開求人であることや転職までのサポート期間が平均3年

中長期的にご自身のキャリアについて一緒に納得いくまで考えてくれる支援が魅力ですね。


⑤DODA

転職ならdoda(デューダ) - 転職を成功に導く求人、転職情報が満載の ...
サイト名doda
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態バランス型(大企業〜中小企業)
取り扱い求人数約2万件
おすすめしたい理由

・国内最大級の求人数を掲載
・大企業〜ベンチャー企業まで幅広くカバー
・様々な診断ツールで転職活動を分析してくれる

掲載している求人数は、リクルートやマイナビと並んで国内最大級。

DODAでは、「年収査定」や「人気企業への合格診断」「自己PR発掘診断」等の診断ツールが充実しており、様々な角度から転職活動を支援してくれます。


⑥マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENT
サイト名マイナビIT AGENT
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態特化型(IT業界・エンジニア中心)
取り扱い求人数約1.4万件
おすすめしたい理由

・社内SEの求人に力を入れた転職支援を展開
・企業毎に合った書類の添削や個別の面接対策
・取り扱い求人の約80%が非公開求人

マイナビIT AGENTでは、IT業界・エンジニアの転職に特化した転職サイトです。

最近では社内SEの転職に特化した支援サービスも展開中

社内SEとしてキャリアアップを希望する方にとっては、おすすめの転職サイトの1つです。


⑦ランスタッド

転職エージェント「ランスタッド」の評判
サイト名ランスタッド
エージェントの有無エージェント介入型
取り扱い求人の形態バランス型(大企業〜中小企業)
取り扱い求人数約8.2千件
おすすめしたい理由

・外資系の人材企業としてハイクラス求人が豊富
・外資系企業に強い転職支援を展開
・少数精鋭なコンサルタントが中長期的に転職をサポート

ランスタッドは、オランダを本社に持つ外資系の人材企業です。

求人数こそリクルート等比べると少ないですが、その分ハイクラスに対応した厳選された求人が魅力です。

外資系企業の求人も豊富で、外資系企業に沿った転職支援を展開している点は外資系ならでは魅力。

グローバルな働き方に興味がある方におすすめの転職サイトとなっています。


⑧WANTEDLY

Wantedly Visit の登録会社数が30,000社を突破|ウォンテッドリーのプレスリリース
サイト名WANTEDLY
エージェントの有無セルフ応募型
取り扱い求人の形態ベンチャー中心型
取り扱い求人数約25万件
おすすめしたい理由

・数多くのベンチャー企業に出会える
・気軽に企業の採用とコンタクトが取れる
・プロフィールを充実させ企業から逆オファーも
狙える

WANTEDLYの掲載求人数はいまや約25万件以上とリクナビをも上回る数ですね。

掲載求人は大手企業はもちろん、創業間もないベンチャー企業も数多く掲載されています。

ベンチャー企業は基本的に人材不足です。

WANTEDLYに登録するプロフィールを充実させる事で、企業側からの逆オファーがもらいやすいのが特長でもあります。


⑨リクナビNEXT

転職サイトはリクナビNEXTを利用しないと泣いて後悔する理由
サイト名リクナビNEXT
エージェントの有無セルフ応募型
取り扱い求人の形態バランス型(大企業〜中小企業)
取り扱い求人数約1万件
おすすめしたい理由

・独自の高精度AIが分析して求人を提案
・企業や提携転職エージェントから逆オファーも
・リクルートエージェントと連携した転職支援

リクナビNEXTは、基本的に自分で求人の見つけて、希望の企業へ申し込み、面接〜採用まで自己完結できる転職サイトです。

ただ、登録するプロフィールを充実させることで、独自のAIで自分に合った求人を提案してくれたり、企業側からのアプローチや逆オファーがもらえることも。

中にはオファーでしか紹介されない非公開求人もあります。

リクルートエージェントと連携して、専任の担当者と相談しながら進めることもできます。


⑩Green

Green(転職サイト)の評判は?700人の口コミからその真偽を検証
サイト名Green
エージェントの有無セルフ応募型
取り扱い求人の形態特化型(IT業界・エンジニア中心)
取り扱い求人数約1.7万件
おすすめしたい理由

・IT業界最大級の求人数を掲載
・企業からの逆オファーも積極的
・面接前にカジュアルに会えるカジュアル面談も人気

ベンチャー〜中堅企業を中心としたIT業界最大級の求人数を掲載しているのが魅力の1つ。

また、「設立10年以内の成長企業特集」「社員数50人以下の成長企業特集」といった形でベンチャー企業紹介も行ってくれるので会社選びに非常に役立ちます。

企業側からの逆オファーも積極的にあるため、まだ知らない魅力的な企業にたくさん出会えるチャンスに溢れた転職サイトです。


気になる求人サイトは見つかりましたか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

まずは、今回紹介した求人サイト10社の基本情報をおさらいしておきましょう。

気になる求人サイトは見つかりましたか?

仮にすぐ転職しないにしても、今のあなたの市場価値を測る意味で求人サイトに登録してみることをおすすめします。

今まで自分では気づかなかった新たな発見があるかもしれません。

転職は今後の人生に大きく影響する行事です。1日〜2日で決めるものではありません。

じっくりと腰を据えて、ゆっくりご自身のキャリアを見直すいい機会でもあります。

会社によって、インフラエンジニアとして求められるスキルや役割は異なります。ご自身のスキルや希望の環境に合った求人を是非探してみてください。

あなたの転職活動にとって、この記事が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。