未経験から社内SEになりたい方に読んでほしい
今回は未経験から社内SEに転職する上で注意してほしい3つのことを紹介します。
私自身新卒で入社したSESを2年ほど働いたのち、SESから未経験で社内SEに転職しました。
現在は3年ほど社内SEとして働いています。
先に結論を伝えておくと、未経験から社内SEに転職する上で注意すべき3つのことは以下のとおりです。
それでは少し深ぼっていきましょう。
読んで頂きありがとうございます。
簡単に私のプロフィールを紹介させて下さい!
そもそも社内SEって?どんな仕事するの?
社内SEとはそもそもどんな仕事をする業種なのでしょうか?
一言でいえば、「社内システムのIT管理者」です。
私なりに社内SEの仕事について、大きく7つに分類してみました。
よくイメージされるヘルプデスクはもちろんですが、システム運用やインフラ(サーバ・ネットワーク)等、社内SEは幅広い業務を行っています。
詳しくは別記事でまとめています。より詳しく知りたい方はこちらも読んでみてください。
未経験から社内SEに転職する上で注意すべき3つのこと
社内SEの仕事を明確にしたところで早速本題です。
未経験から社内SEに転職する上で注意すべき3つのことは以下のとおりです。
1.エンジニア以外の仕事をやる必要がある(事務処理等)
社内SEは一応エンジニアという職種の中で分類されています。
ただ、エンジニア以外の仕事も社内SEには求められてきます。
例えば、先ほど紹介した社内SEの仕事にも以下のような仕事が含まれてますよね。
・ヘルプデスク
・機器発注(請求処理)
・監査対応
etc……..
そう言う意味では、ゴリゴリの技術者タイプのエンジニアは社内SEには合わないかもしれません。
2.年収は会社規模に依存しやすい
社内SEの年収は基本的にその会社の規模に依存します。社内SEは基本的に管理部門に所属します(たまに開発部門に属すこともありますが)。
管理部門は他の職種と比べるとそこまで給与テーブルが高く設定されているわけではありません。
そのため、会社の大きさと年収の高さが比例することが多いです。
給与を一番重視するのであれば、いわゆる大企業の情シスが第1候補になるでしょう。ただ、大企業でなくてもメガベンチャーやSaaS系のIT企業(自社サービス展開)であれば給与が高い傾向にあります。
理由は、経営者層がITへの理解が高く、投資してくれる可能性があるから。そのあたりは、転職サイトで会社を比較してみてください。
3.技術的(専門的)なスキルアップはしづらくなる
社内SEという職種は、一応エンジニアの部類に入ります。
でも、さきほども紹介したように社内SEの仕事は、技術的な仕事(開発・運用)以外もさまざな業務があります。
例えば、ヘルプデスクや機器の保守管理・ライセンス管理等の事務処理も社内SEの仕事です。
また、社内SEの「エンジニア」の仕事ととしても、システム開発やインフラ(サーバ・ネットワーク)管理といったさまざまな技術分野に幅広く関わる必要があります。
よって、純粋なエンジニアとして業務の中で特定の分野で技術力を高めることだけに注力することは基本的に難しいのです。
ただ、逆を介せばいろんなことに挑戦できるのは社内SEの面白いところです。
たとえ経験がないことでもチャレンジ出来るのが社内SEの仕事の魅力です。
なりたい社内SE像によって変わる会社選び
いかがでしょうか。なお、今回挙げた3つはすべての会社に当てはまるとは限りません。
例えば、1.について言えば、大企業であれば社内SEの人員も多くなり、分業として特定分野に注力して働くことができます。
また、3.についても、ITベンチャー企業やIT系の事業会社であれば、エンジニアとして技術力の高いスキルのは可能です。
このように、会社規模や業種によって社内SEの働き方は異なってきます。
このあたりの詳しい説明は別記事で解説しています。
これから未経験から社内SEへの転職を目指される方にとって参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。