Azureの入門学習に最適な勉強法

Azureの入門学習の勉強方法を纏めました

この記事では、私自身の経験も踏まえて、Azureの基礎的な勉強方法について纏めてみました。

こんな人に読んでほしい

・Azureに興味がある人
・AWSは知ってるがAzureはこれからの人
・業務でAzureを勉強せざるを得ない人

私自身、AWSは以前から触れたことがありましたが、Azureはさっぱり。

Azureを学習し始めた当初、

うさまる
うさまる

どーせAWSとだいたい同じだろ

という舐めたスタンスでいきなりAzureコンソールを触り始めましたが、いきなり挫折しましたね笑。

たしかに提供しているサービスはAWSと似ていますが、それ以前に管理面やアカウントの考え方に大きな違いがあります

個人的に感覚ですが、Azureは良い意味で管理面が細かく制御が可能です。例えば、1つのアカウントで複数のサブスクリプションを構成できたり、サービスをリソースグループ毎に管理したり。

この記事を通して、読んでいただいたみなさまのAzure学習のスタートダッシュが上手くいけば幸いです。


Azureは無料の学習コンテンツが豊富

Azureは無料で学べるコンテンツが充実しています。今回紹介する、特におすすめなコンテンツは3つ

①Microsoft Learn
②Microsoft主催のWebセミナー
③ブログ・サイト


①Microsoft Learn

『Microsoft Learn』とは、Microsoftが無料で提供しているオンラインの学習サービスです。Microsoftアカウントがあれば、誰でもAzureを始めとするMicrosoftのサービスについて学習が可能です。

Microsoft Learnでは、受講者の学習レベルに応じて様々なコースが用意されています。入門学習に最適なコースも用意されているので、是非一度チェックしてみて下さい。

トレーニング
ご自分のペースとスケジュールで重要な概念を習得できます。 空いた時間が 15 分でも 1 時間でも、インタラクティブなモジュールとラーニング パスを通じて実践的なスキルを身に付けられます。 登録して、講師から学ぶこともできます。 あなたの方...

 

②Microsoft主催のWebセミナー

Microsoft主催のWebセミナーでも、Azureの初学者向けのWebセミナーが数多く開催されています。

特に、Microsoftが定期的に開催している『Microsoft Azure Virtual Training Day: Fundamentals』はおすすめです

このセミナーでは、Azureの認定資格の一つである『AZ-900(Azure Fundamentals)』を無料受験できるバウチャーがもらえます。

詳しくは、Microsoftの公式サイトやconpassから確認してみて下さい。

Microsoft Azure のイベントとウェビナー | Microsoft Azure
Azure のイベント、ウェビナー、トレーニングに登録して新しいスキルを習得し、新しいクラウド コンピューティング テクノロジを知り、コミュニティとつながりましょう。
connpass - エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム
connpassはイベントやIT勉強会の開催、さらに参加者の集客に便利です。コミュニティやグループの運営やイベントの検索、事前決済もできます。


③個人ブログ

いろんな方がAzureに関するナレッジをブログに纏めてくれていますが、個人的に特におすすめしたい個人ブログは以下の2つです。

1.くらう道
2.Azureサイトの歩き方

1.くらう道

くらう道
Microsoft Azure のみちしるべ

『くらう道』は、マイクロソフトの中の人(2020年10月時点)が個人的に運営されているブログです。

さすが中の人だけあって、各記事の説明がわかりやすいですし、個人的にWVD(Windows Virtual Destktop)に関する情報が多くて助かってます笑。

おそらくAzureについて、今後何かしら調べていると一度はこの方の記事を目にすると思います。

専門的な記事はもちろんですが、入門的な記事もわかりやすく纏められている印象です。


2.Azureサイトの歩き方

Microsoft Base コンテンツ ポータル
Microsoft Base は、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を活用し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを実現する新しい取り組みです。"Base = 発信基地"として、代官山...

『Azureサイトの歩き方』は、マイクロソフトが運営しているサイトです。マイクロソフトが提供しているAzureに関するナレッジを体系的に纏めてくれています。

Azureの公式ドキュメント検索など、Azureに関するマイクロソフト公式情報を調べるのに最適です。


Azure認定資格で知識をアウトプット

学習の成果を測る上で、資格は一つ有益な手段ですよね。AWS同様、Azureにも複数の認定資格が用意されています。

Azure認定資格のエントリーレベルといえば、『AZ-900(Azure Fundamentals)』。

1週間もあれば取得可能な資格なので、Azure学習の一区切りとしての取得におすすめです。Azureの理解がより一層深まりますよ。


おすすめの入門書


2020年10月時点において、Azureの書籍、特に入門書はそれほど多くはありません

私も全てのAzure入門書を把握しているわけではありませんが、実際にAzureを業務利用する関係上これまで5冊は読んできました

その中で、特にわかりやすい入門書を3冊紹介します。これから購入を検討される方は参考にしてみて下さい。


①Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集

この本がおすすめな理由

・章末問題42問、演習問題44問と問題数豊富
・見やすいレイアウト構成
・値段が良心的(2千円程度)

Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集』は、AZ-900の試験対策本であると同時に、Azureの基礎知識から「クラウド」についてまでを幅広く学べる1冊です。

私はAZ-900の試験対策に、この『Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集』1冊を3周して合格しました。内容は簡素にまとめっており、Azure学習の最初の1冊としておすすめです。


②Azure定番システム設計・実装・運用ガイド

この本がおすすめな理由

・日本マイクロソフト監修の公式本
・主要サービスの基本的な構築手順がわかる
・オンプレミスからAzureへの移行の指針も解説

Azure定番システム設計・実装・運用ガイド』は、日本マイクロソフト監修と言われているように、内容の信頼性が他の本と比べて高いです。

もちろん、内容自体も丁寧に説明されており、初学者でもつまずくことなく読み進めることができる1冊です。


③Microsoft Azure実践ガイド

この本がおすすめな理由

・実践的にAzure構築し始める方におすすめ
・図解も豊富、AWSとのサービスを比較して解説
・kindle unlimitedなら無料で読める

Microsoft Azure実践ガイド』は、Azureについて一通り学んだ向けに、実際のケースを想定してAzure環境を構築していく実践的な1冊です。

なお、この『Microsoft Azure実践ガイド』はkindle unlimitedを利用している方であれば無料で読むことができます

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毎月5千円以上本を買う私にとっては非常に嬉しい!


Azureの勉強は難しくない!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

AzureはAWSとアカウントに対する基本的な思想や操作面でも違いがあり、一見取っつきにくいイメージがありますよね。

ただ、今回紹介したサイトや参考書を利用して時間をかけて学んでいけば、きっとAzureの理解が深まります。

今後の皆様のAzure学習の一助になれば幸いです。