はじめに
私自身過去受験した経験を踏まえて、京都検定3級の勉強方法について整理してみました。
当時利用した参考書や問題集についても紹介します。これから受験される方にとって参考になりましたら幸いです。
京都検定3級について
試験概要
出題形式 | 程度・内容 | 合格基準 | 合格基準 |
---|---|---|---|
3級 | 四者択一 100問以内 | 京都の歴史・文化などについて基本的な知識レベル公式テキストの中から90%以上を出題 | マークシート択一方式で70%以上の正解をもって合格とします。 |
2級 | 四者択一 100問以内 | 京都の歴史・文化などについてやや高度な知識レベル公式テキストの中から70%以上を出題 | マークシート択一方式で70%以上の正解をもって合格とします。 |
1級 | 記述式 語句・穴埋め等問題60問以内および小論文5問以内 | 京都の歴史・文化などについて高度な知識レベル京都の魅力を発信でき、次世代に語り継ぐことができる公式テキストに準拠して出題 | 70%以上80%未満の正解をもって準1級に認定いたします。 |
受験費用
3級 | 2級 | 1級 | |
---|---|---|---|
個人受験料 | 3,850円 | 4,950円 | 7,700円 |
団体受験料 | 3,080円 | 3,960円 | 6,160円 |
合格者特典
勉強方法
勉強方法は大きくはこの2点です。
- 入門書で基礎固め
- 過去問でひたすら演習
ちなみに公式テキストは3級受験時点では買いませんでした。どうせ読まないと思ったので(笑)。代わりというわけではないですが、京都観光基本データ帖を辞書として使いました(詳細は後述)。
1. 入門書で基礎固め
いきなり過去問演習するのも良いですが、前提知識がない状態でやると挫折します(経験者語る)。
私もまさにそのパターンでした。そのため、まずは入門書を読んで少しずつ知識をインプットする(目を慣らす)ところから始めました。
私が実際利用していたのは次の3つです。
①と②では、神社や寺院・人物などをまとめたもの。そのまま読むというよりは索引もあるので辞書代わりに調べるときに便利です。なお、kindle unlimited会員であれば、この①と②は無料で読めます。
③3日でマスター 京都検定3級 虎の巻は、3級受験者向けに過去問題から出題率が高いトピックのみを厳選し、合格のために覚えておきたいトピックが箇条書きにまとめられたもの。
重要部分が赤字になっており、付属の赤シートで隠しながら学習を進めることができます。本自体薄いので1日あれば1周できるので、基礎固めに最適です。
2. 過去問でひたすら演習
入門書で一通りで学習した後はひたすら過去問演習です。
結局参考書を読むよりも、過去問を使ってアウトプットメインで学習しながら、足りてない知識をつどインプットしていく方法が効率的です。
京都新聞では無料で過去問情報を掲載しています。第1回から最新回までを別記事で一覧にしています。よければ参考ください。
私自身もそうでしたが、過去問演習の1周目は不足知識が多すぎて全然解けずに一番辛いと思います。1周目からできる人の方が少ないです。
できなかったと落ち込まず、むしろ答えを確認しながら解き進めるくらいの軽い気持ちでやるのが良いと思います。
重要なのはまずは1周をやり切るという経験です。1周やると達成感が生まれますし、何より2週目の景色が変わります。少しずつわかるようになります。
わかるようになると問題が解けるようになり、問題を解くのが楽しくなります。そこまで来れば後はこっちのものです。
まずはその初速を1周で止まらずに身につけることが重要ではないでしょうか。
終わりに
京都検定3級は合格基準が70%以上と意外と難しいです。舐めると普通に落ちます。
ただ、過去問と向き合っていると淡白でつまらないですよね。そんなときは京都に直接足を運んで観光しながら寺院や人物ゆかりの地を巡ってみてはいかがでしょうか。
もちろん時間はかかりますが記憶の定着は段違いで良いはずです。理由は、実際目でみて、耳で聞いて、鼻で匂う、5感全体を使って記憶できるので。資格勉強も楽しんだもん勝ちです。
ぜひ楽しみながら京都検定3級を勉強して合格を掴み取ってください。一助になれば幸いです。